国際法人部は、JEPX(日本卸電力取引所)のボラティリティに対抗する「電力先物」取引の専門アドバイザーを多数擁する部門です。
東京商品取引所(TOCOM)や主要清算機関とのダイレクトなネットワークを活かし、新電力会社様の調達コスト安定化、および需要家様の長期価格固定化を強力にサポートいたします。
電力調達における価格激変リスクの現状
猛暑・厳冬の「価格スパイク」が現物調達を直撃

JEPX(日本卸電力取引所)のスポット価格は、季節変動や為替・燃料価格(LNG、石炭、原油)の変動によって常に乱高下しています。小売電気事業者様にとって、突発的な調達価格の高騰は、一瞬で莫大な赤字を生み出すリスクを孕んでいます。
しかし、取引先である大口需要家(工場やビル等)は年間予算を基に動いており、急激な値上げには応じられません。強硬な交渉は双方の不信感に繋がります。
需要家様に提示する2つの電力供給プラン
電力先物市場の主な利用方法
【プランA】
JEPX市場連動型
JEPX価格の推移をそのまま料金に反映させる、透明性は高いがハイリスクなプラン。市場がスパイクした際、需要家様の負担が急増します。
【プランB】
固定価格プラン
契約期間中、JEPXがいくら暴騰しても、追加負担の請求を一切行わないプラン。需要家様は電力予算を完全に固定化できます。
【岡地】
先物ヘッジスキーム
貴社が「プランB」を販売した際、裏側で弊社が電力先物取引を組成。現物高騰分を先物側の利益決済で完全に無力化・相殺します。
電力先物取引を用いたリスク無効化
差金決済によるスマートな価格固定
「電力先物」とは、将来の特定の期間に適用される電力価格を、現在の価格で固定する金融取引です。
JEPXスポット価格が高騰した際、先物市場で買いポジションを保有していれば、その高騰分の差額がキャッシュとして還流されます。これにより現物の高騰を1対1で完全に相殺できます。

JEPXスポット急激変動時の収支シミュレーション
| 電力市場の状況 | JEPX現物調達価格 (現物) | 岡地電力先物ヘッジ (差金決済) | 貴社(小売電気事業者様)の トータル収支 |
|---|---|---|---|
| 猛暑・厳冬・燃料高騰によるスパイク発生 | 調達コスト大幅増加 | ヘッジ決済益の受取 | ±0(高騰コストが完全に相殺され、実質価格を固定) |
| 平時・想定通りの価格推移 | 想定内での仕入れ | 微小な相殺 | 当初設計した適正な小売マージンを確実に維持 |
| 太陽光の出力制御過多・需要低迷による下落 | 調達コストが安価に | ヘッジ決済損の発生 | ±0(想定通りの調達価格となり、利益を守り抜く) |
世界のコモディティにおけるグローバルスタンダード
欧米市場における当然の経営戦略
電力自由化が進むアメリカ(PJM等)やヨーロッパ(EEX、Nord Pool等)では、小売電気事業者が先物・先渡を用いて調達価格の80%以上を数年前から固定化するのは「必須の常識」となっています。ヘッジをしない経営は容認されません。
東商取(TOCOM)における市場拡大
日本国内でも、2019年の電力先物上場以来、取引量は飛躍的に増大しています。
現在、生き残りをかける多くの新電力会社や、利益を守る独立系発電事業者様が弊社をパートナーにヘッジ運用を始めています。
電力ヘッジ導入がもたらすWin-Winの効果
- 需要家への「価格固定提案」による強固な差別化
競合他社が値上げする中、固定価格を強みに長期顧客を囲い込めます。 - JEPX高騰による「突然倒産リスク」の完全排除
価格急騰時の資金ショートを防ぎ、ビジネスを何十年も継続可能な強靭な体質へ変貌させます。 - 年度計画の確実な達成
不確定要素が排除され、予算通りの売上・利益を確実に社内決算に反映できます。 - 融資元(金融機関等)からの高い評価
リスクヘッジを行っている財務健全性が、銀行からの資金調達・クレジットを容易にします。
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