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ストキャスティクス買いシグナルから(金コラム)

金コラム

2026年7月21日(火)更新

ストキャスティクス買いシグナルから

石塚行雄(岡地アナリスト)

NY金 日足

FEDウォッチ

前回号からNYチャートは4000ドルの攻防は変わらず。

6/24に4000ドルを割れて戻りを入れてからは何度も攻防を繰り広げております。ここでファンドが大量に買ってきているというよりは各国中央銀行の買いが入って来るような構図に見えます。少しずつではあるもののNY市場にも資金が戻り始めて来ております。

取組高はイラン攻撃前が41万枚、現在37万枚、6/2ミニマム32万枚、昨年40万枚から52万枚の推移で最高値更新を何度も繰り返しておりました。証拠金の増減がある為、一概に40万枚越えが資金流入の目安には出来ませんが確実に増加傾向。

この6/2から1ヶ月でファンドの買いは2万7千枚増加、総取組高は4万5千枚増加。

イラン攻撃前や昨年のミニマムからしても40万枚を基準とした資金流入が待たれます。
材料は利上げ問題が消えてこないと難しいかしいと思われがちですが逆を言えば極端に報道され過ぎている可能性も有り、現在のAI・半導体株の急落がチャンスの合図かもしれません。

株式市場や債券市場で運用されている資金の1%がNY金市場へ流入するだけで500ドル~1000ドル動くとも言われております。

国内金 日足

国内チャートはデッドクロスによる戻り時間の小休止から下落となりました。
金利の政策判断に大きな影響を与える消費者・生産者物価指数の発表は予想より鈍化と発表。小売売上高は市場予想と変わらず。
FRB議長ウォーシュ氏や連銀総裁のコメントなどにもあるインフレのピークは過ぎているという見解も納得。それによるFEDウォッチは今月末の利上げ確率は10%へ、9/16の次回FOMCでは45%の利上げ確率となります。

ここは今回の数字云々というよりは米国のイラン再攻撃によるホルムズ海峡再閉鎖の影響がどれだけ出るかによって変わってくる可能性やサッカーW杯の特需による雇用者増加分の減少も考えられるのでFOMCの2大テーマが”雇用の最大化”と”物価の安定”であることからすると9月利上げが妥当のようにも感じます。

現時点でトランプ大統領は”6日連続攻撃”いつも通りに圧力を掛けてから交渉ですので二転三転は当たり前。20日の祝日取引は実施+ストキャスティクスの買い転換などでシンプルな売買提案とします。