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NY金の出直りと国内金月曜日:陽線確認後の買い提案(金コラム)

金コラム

2025年11月4日(火)更新

NY金の出直りと国内金月曜日:陽線確認後の買い提案

石塚行雄(岡地アナリスト)

国内金 日足

前回号から10/17金曜日:22030円で25手目が入り、金曜日の夜間に高値22288円を付けて20日月曜日に-1265円の大幅安となりました。

このようなクラッシュはいつでもございますし、結果論ですが現物価格よりも先物価格が大幅な割高状態という事で、いびつな価格の修正を狙う、割安な現物買いと割高な先物売りの裁定取引業者が撤退などの噂も飛び交っておりましたので異常な値動きだったから修正が入った事も頷けます。

結局、8/20:15890円から10/17:22030円まで上昇。約2ヶ月間で6140円高。1/3押し19700円達成。
半分押し19000円の状態で19413円を安値にして反発中となります。2ヶ月間の上昇過程において、色々と注目指標がございますがその1つが月曜日の足となります。

月曜日高の”陽線”が入ると強い週という流れで週間足では9週間連続陽線となりました。
この事から逆に、月曜日陰線となるとその週は弱い=陰線。この流れが変わってこないと以前までのトレンド相場への発展は期待できないと考えております。

高値を付けた後の20日月曜日:陰線=週足陰線。27日月曜日:陰線=週足陰線。国内11月3日が祝日となり、火曜日が週始めてとなりますが陰線の可能性が高い=週足陰線の可能性が高いので往来の時間帯と思われます。往来相場では売りを誘うような値動きで売りが入り始めると下値が固まり出して行きます。

その逆で高値でヤレヤレの手仕舞いが出始めると上値が軽くなってきます。このような値動きを繰り返していく中で保合い放れを待つ格好となります。

NY金 日足

ここからの新規に関しては、基準:NY金が戻り高値を上方ブレイク。

国内の基準である月曜日:陽線確認後に買い新規と思われます。あくまでもNY金が出直った状態で、国内金が月曜日陽線引けであれば新規買い仕掛けのご提案と考えております。