金コラム
2025年6月30日(月)更新
月末・四半期末の調整安での指値買い提案
石塚行雄(岡地アナリスト)
NY金 日足

前回はNY最高値3539.3ドル(現在3439ドル)まであと約100ドルですのでイスラエルへイランの報復・反撃如何では一相場作ってしまう可能性もございます。
ただし相場の醍醐味としては一回で大きく上がってしまうと大商いとなって相場が小休止する事もあるとした。結果的に週末のイラン側からの報復ミサイル攻撃の報道で3476.3ドルが高値となり、最高値更新には至らず。
その後は米国軍によるイラン核施設の空爆。翌日にはカタールにある米軍基地へイランから事前通知を受けた報復攻撃で緊張感もピークとなって下落スタート。
国内金 日足

中東情勢緊迫化で上昇した分は13日イスラエルの攻撃で15700円~23日16170円まで上昇した分を吐き出した。
その後は更にトランプ大統領のイスラエルとイランの停戦合意の発表を受けて続落。その後も週末・月末・四半期末へ向けて調整手仕舞い売り圧力で下げ幅拡大。
週末の国内市場は15398円で引けている。月末・四半期末の下落が残っているようであれば押し目買い推奨と考えております。
では国内OSE市場の最近の調整幅は700円~1200円幅です。
700円であれば15470円で達成、1200円幅でしたら14970円ですので15000円割れ。平均下落幅は970円ですので15200円近辺となります。
ポジショントレーダーは6月限に買い新規をコツコツ入れて行くことを推奨と思われます。