金コラム
2025年9月22日(月)更新
新値足が増えれば買い推奨は継続
石塚行雄(岡地アナリスト)
国内金 日足

前回は現在の新値足7手目、基本線は新値足が増える毎にコツコツ買い増し推奨と思われるとした。
(2025年9月8日:新値足が増えれば買い推奨)
2週間の期間で9/19金曜日の段階で12手となります。
18日のFOMCでは0.25%の利下げ決定からドットプロットでは年内(10月12月)2回の利下げ支持という事で更にドル紙幣の価値の下落から金の価値が上昇し易い地合いが想定されます。
昨年9月に利下げしてから6会合9ヶ月ぶりの利下げに踏み切った背景はインフレリスクよりも景気減速・失業率上昇に対応をシフトした印象となります。
国内金 週足(利下げ時の動き)

昨年9月の利下げから国内OSE金標準先物価格は約5700円の値上がりとなりますので1枚556,000円に対して570万円の粗利益ですから約10倍の利益が1年で出ている計算となります。
そして再び利下げスタートです。
JPモルガン4000ドルの価格目標からゴールドマンサックスは目標価格帯を5000ドルへ引き上げとなりました。
NY金 日足

ポジショントレーダーはポジションが無くなると買いづらくなりますので、維持しないリスクより高値で買うリスクを取るべきと考えます。
仕掛けに関しては毎度の新値足は勿論の事ですが仮に100円以上の下落があった後はNY日足陽線など単純なモノで良いと考えております。
とにかく、大量のポジションをお持ちの方は多いですが一度に大量のポジションを持つ方はおりません。
少しずつコツコツ溜めて行く戦略で目先の4000ドルを一つのターゲットしてトライと思われます。







































