金コラム
2025年10月6日(月)更新
新値足が増える毎に買い継続も目先18600円でポジション調整
石塚行雄(岡地アナリスト)
国内金 120分足

前回から継続して新値足が増える毎に買増し推奨とした。
9/19金曜日の段階で新値足12手目でしたが10/3金曜日は17手となっておりますので前回号に比べると5回高値を更新しているという事です。
大事な事は自分の物差しで価格を決めない事が重要です。
NY金 週足

NY金価格10/2に高値ベース3923.2ドルと最高値を再び更新しましたが大引けでは3868ドル。
JPモルガン価格目標4000ドルやゴールドマンサックスは5000ドルへ向けて動き出してきております。
材料としては米国つなぎ予算が否決により強烈なドル安ニュースになった事からNY金が買われる一番の原因となりました。
現状は短期的な政府機関閉鎖という事で株価もしっかりとしておりますが予断を許さない展開であると見ております。長期間になると株安ドル安債券安(トリプル安・米国売り)円高金高差引OSE国内価格となります。
大幅な株安には警戒が必要となります。ポジショントレーダーはポジションが無くなると買いづらくなりますので、維持しないリスクより維持してリスクを取るべきと考えます。
仕掛けに関しては毎度の新値足は勿論の事ですが若干のスピード調整的な動きが出ている事も事実です。
18600円で少しポジションを軽くして明確に抜けてから仕掛け直しと思われます。逆にポジションを軽くした後に調整安が来るようであれば押し目買いの再開と思われます。