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新値足が増える毎に買い推奨は継続(金コラム)

金コラム

2025年10月20日(月)更新

新値足が増える毎に買い推奨は継続

石塚行雄(岡地アナリスト)

国内金 日足

前回号から維持しないリスクより維持してリスクを取るべきとした。毎度の新値足は前回号10/3金曜日17手:18,495円から10/17金曜日:22,030円で25手目が入っております。2週間で3535円幅の上昇で前回号に比べると8回高値更新となっております。勢いも有り、展開も早い為、若干のスピード調整的な動きも意識させられましたが問答無用の展開となっております。

今後も継続して新値足が増える毎に買増し推奨と思われます。
大事な事は自分の物差しで価格を決めない事が重要です。

NY金 週足(N計算達成)

NY金価格は10/17:4,392ドル最高値を付けております。
米大手投資銀行ゴールドマンサックス5,000ドルへ向けて着実に動き出していると思われます。

チャート上の計算式ではN計算4,128ドルを突破して最後のE計算4,505ドルも高値から見れば残り約100ドルです。

材料としては米国つなぎ予算は10/17に10度目の否決。米中関税貿易戦争11月から中国に対して100%の関税を発表。そして新たに米地銀2行(ザイオンズ・バンコープ-9.7%、ウェスタン・アライアンス・バンコープ-11%)の不正疑惑による株価の急落。米金融機関の問題は2023年3月にアメリカで経営破綻した主な銀行は、シリコンバレー銀行(SVB)とシグネチャー銀行です。特に2008年のリーマン・ショック以降で最大規模の銀行破綻となりました。
この問題が氷山の一角であることを祈る訳ですがポジショントレーダーはポジションが無くなると買いづらくなりますので、基本線の新値足が増えれば買増し継続。所々でガス抜きの利益取りなどを絡めてメンタルケアをしながら強い状態を買う事を推奨しております。

再び押し目買い禁止で新高値更新は買い新規推奨と思われます。