金コラム
2025年12月1日（月）更新
12月上昇確率７０％・三角保合い上放れ・月曜日成行新規買い
石塚行雄（岡地アナリスト）
国内金 日足（三角持ち合い上放れ）
国内金 日足（月曜日の陰陽）
国内金 日足（三角持ち合い上抜け）
前回号から新規に関しては、基準：月曜日“陽線”を確認して新規買い仕掛けのご提案とした。17日月曜日は陰線となり、週足も陰線引けとなりました。陰線の週の安値を仕掛けるという考え方もございますが基本的にインフレトレンド相場の流れであれば安く弱いモノを買うではなく、強くて高いモノを買って行く事を推奨しております。現状は非常に強い状態に入ってきていると見ております。
一つは12月は7割の確立で上昇するアノマリー、もう一つが前回の大きな上昇相場となった三角保合い上放れの確認となります。
ここまで強くなってきた背景にはFRB連銀総裁が相次いで“12月の利下げ発言”となります。一端は米政府機関の閉鎖によって具体的な数字が無い中で判断が難しいという事から利下げ見送り見通しという事で下落材料となっておりましたが先週末から180度変わり週末にはJPモルガンも12月利下げ見通しへ転換して、FEDウォッチは利下げ確率８６．９％まで上昇となっております。基本線は上昇し易い月である為、月曜日成行買い新規のご提案と考えております。
国内金 月足（12月分析：アノマリー）
