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金コラム

2025年4月30日(水)更新

直近の仕掛けは5/7の中国人民銀行金準備高の増減確認から

石塚行雄(岡地アナリスト)

NY金週足

先週は欧米イースター復活祭入りで金曜日から連休入りの中でトランプ大統領の「パウエルFRB議長解任・早期利下げ要求」の報道によって金融不安や米国売り再燃となりドル安・株安で逃避マネーが金へ集中となり一気に急上昇。

NY市場は3509.9ドルまで上昇。
3400ドル台は2日間で終了し、勢いそのまま走り去った印象。

ただトランプ大統領必殺技「パウエルFRB議長解任は意図していない」「中国への関税は大きく下がるゼロにはならない」で高値維持とはならず急落。

前回の世界へ向けて関税税率発表時の世界的な金融パニック時-230ドル安と同じ下落幅を達成。
2つの大きな問題が口頭ではあるものの火消しされたが点けたり消したり出来るのはトランプ大統領。

NYの取組高は変わらず46万枚である事から大きな相場のうねりはありましたが何も変わっておりません。
今後もトランプ大統領によるディールによって大きなボラティリティが期待できます。

結局、消去法で考えても何か問題発言となった場合は金への流入というのがファンドマネージャーの見解通りなんだと感じます。
ドル離れ・債券放れや金融不安などのニュースは真っ先に金という流れに変化無しと考えます。

NYが始まっていない(46万枚)以上、まだまだここからです。

ポジショントレーダーは連休をGW(祝日取引可能)挟むため自身の予定次第だが一番近くの買い場は5月7日の中国人民銀行による金準備高の発表を待って増加であれば買いスタートのご提案と考えます。

中国人民銀行金 金準備高5ヶ月連続増加

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