金コラム
2026年6月22日(月)更新
日柄達成から買い提案
石塚行雄(岡地アナリスト)
NY原油 週足

前回号から現状のマーケットはトレンド発生の期待感が高まるような展開ではなく、停戦に向けて良いニュースは売り目線の抵抗エリアを探し、悪いニュースは買い目線の支持エリアを探す、そんな展開をイメージして行く必要があり、往来相場のカウンタートレードが中心とした。
米国の年内利上げについて、連銀総裁の内訳から年内最低1回の利上げという見方が大勢を占めた結果となります。
ドル買い・金売りの構図。分かり易くタカ派という見方。年内2回と年内見送りが同数いるという事で差引すれば年内1回の利上げ確率は高まりました。
マーケットの判断ですが個人的にはトランプ大統領肝煎りのウォーシュ新FRB議長:「AIのおかげでインフレは起きないから金利は下げます(大統領への配慮)。ただし、市場の歪みを正すためにバランスシートの縮小は続けます(自身の信念)」という2軸のロジックを構築。ただここに来て、インフレの原因とされるイラン攻撃からの原油高も攻撃前高値72ドルが現在76ドル付近となり、停戦合意へ向けての署名や米国のホルムズ海峡の封鎖解除を発表した事で更に攻撃前の水準を割れてくると時間軸のブレは残るものの利上げムードにストップが掛かってくる可能性も考えられます。
結果的に中央銀行に逆らうな組と米国イラン交渉期待組は交渉前進による原油安から金高期待。
ただ、イスラエルが再びヒズボラを攻撃しているなどの報道も出てきております。
国内金 日足(日柄計算)

国内金 日足(2/3押し達成)

チャートに戻ると現時点では日柄が達成している事で安値は一端出し切っているという解釈をしております。
高値安値・高値高値・高値安値、今回は初の安値日柄となっている事で安値高値期待の日柄待ちで考えております。
安値からの戻り幅の2/3押し達成。注目すべきシグナルは出てないのが現状です。
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