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投資アドバイザー コラム

8,300円の底張り相場・・

フランス政府が発表した予算案を巡る財政懸念から長期金利が上昇し、フランス10年債とドイツ10年債のプレミアムが2011年のユーロ圏債務危機以来の水準まで拡大している。

特にユーロドルは、8月21日の1ユーロ:1.1711ドルをピークに1ユーロ:1.1156ドルまでユーロ安:ドル高の動きを見せており、原油高・ドル高やフランスの政情・財政不安などを背景としたユーロ安が白金価格を押し下げる動きに結びついている。

特にユーロ圏債務危機の折も、ディーゼル車触媒需要4割を占める欧州経済の不安が引き金となり、白金価格は大きく値下がりを示した過去の値動きが存在しており、ドラギECB総裁がユーロ防衛に動きを見せた2014年11月に欧州議会での証言で、国債購入も含め、ECBは追加策を講じる用意があると表明するとともに、ユーロを守るためには「必要なあらゆる措置」を講じる考えを示した事を機に、貴金属価格は買い戻しの動きを見せている。

またECBは、欧州経済におけるインフレ率の高まりを受け、10月29日に開催されるECB理事会で政策金利を0.25%引き上げる確率がFRBより高く、前日にFOMCでFFレート誘導目標が据え置かれ、翌日にECB理事会で政策金利を引き上げる事になると、為替市場では金利差の縮小からユーロの買い戻しが起こってもおかしくなく、白金価格の買い戻しに結びつく可能性は高まると思える。

ただ先週から韓国株の下落が大きくなっており、日経半導体も週明けから7%安、となるなど、AIに対する世界的な成長懸念に対する半導体需要の後退は、PGM需要を押し下げる要因に結びつく可能性は高く、期待される成長分野の低迷から白金価格の戻りを抑える要因となる懸念は存在する。

しかし日足で見た値動きでは、今年13779円まで高値を試しながら、7月に7,714円まで下値を試しているが、8,000円で下げ渋る値動きを見せており、現在の水準も今年の底値に近く、下げても300円、戻れば9,500円に近付く値動きが期待されると思え、強気の対応が妥当に思える。

過去のアドバイザーコラム

過去のアドバイザーコラムについてはこちらをご確認ください。

2026年10月5日(月)欧州債務危機の逃避先の初動は米国債・次は金と予想
2026年9月28日(月)需給に勝るもなし・・
2026年9月14日(月)17日FOMCへフライングは禁止、発表確認必須
2026年9月7日(月)WPIC第2四半期PGM需給報告を控えた底固め・・
2026年8月31日(月)米ADP/雇用統計の数字と価格次第で押し目買い方針とする
2026年8月24日(月)10000円への回帰相場・・
2026年8月17日(月)1/3押しレジスタンスサポート22320円買い新規推奨
2026年8月10日(月)白金標準先物は10000円へ向けた回帰相場の始り・・
2026年8月3日(月)ストキャスティクス買いシグナルから
2026年7月27日(月)強気を維持する時間・・
2026年7月21日(火)ストキャスティクス買いシグナルから
2026年7月13日(月)陰の極入りの白金価格・・
2026年7月6日(月)利上げが遠のきドル安で買い提案
2026年6月29日(月)7月は金融相場から需給相場へ移行・・
2026年6月22日(月)日柄達成から買い提案
2026年6月15日(月)上海プラチナウィークは、プラチナ価格の起爆剤になるか・・
2026年6月8日(月)良いニュースの戻り売り・悪いニュースの押し目買い
2026年6月1日(月)「Tuesday taco」に備える
2026年5月25日(月)イラン情勢合意に向けて署名待ち
2026年5月18日(月)2026年のプラチナは供給不足は続く(白金コラム)
2026年5月11日(月)米中首脳会談へ向けての期待感で安値買い
2026年4月27日(月)5月は需給相場へ移行・・
2026年4月20日(月)イランニュース一進一退も安値買い
2026年4月13日(月)地政学的なリスクはあれど需給は10,000円をキープ
2026年4月6日(月)交渉期限三たび延長も織り込みつつある
2026年3月30日(月)需給に勝るものなし
2026年3月23日(月)米メジャーSQも終わり換金終了は買い方針
2026年3月16日(月)信用逃避で10000円の攻防
2026年3月9日(月)イラン攻撃を受けて買い方針継続
2026年3月2日(月)価値の見直しは続く・・
2026年2月24日(火)中東情勢緊迫化を受けて買い方針継続
2026年2月16日(月)10,000円以下は買いの域か
2026年2月9日(月)引き続き、為替介入を警戒しながら上昇期待
2026年2月2日(月)一時的な利益確定の動きであり、4桁は買い・・
2026年1月26日(月)為替介入を警戒しつつ安値買いスタンス
2026年1月19日(月)関税要因の後退で高値追いが抑えられるか・・
2026年1月13日(火)国内高値更新は新規買い
2026年1月5日(月)3月まで9000円~11000円の往来相場の白金標準先物
2025年12月29日(月)大納会終値成行新規買い
2025年12月22日(月)2026年、白金標準価格も3桁から4桁10000円に時代へ
2025年12月15日(月)月曜日陽線確認後成行買い
2025年12月8日(月)2028年まで見直し相場は続く・・
2025年12月1日(月)12月上昇確率70%・三角保合い上放れ・月曜日成行新規買い
2025年11月25日(火)2026年も供給不足の改善は望めないため、8250円超えに備える
2025年11月17日(月)内外金にトレンド系指数の買いシグナル発動・国内金月曜日:陽線確認後の買い提案
2025年11月10日(月)2026年に10000円を狙う白金標準先物・・
2025年11月4日(火)NY金の出直りと国内金月曜日:陽線確認後の買い提案
2025年10月27日(月)年末に向けて、需要の後押しもあり強気相場の継続
2025年10月20日(月)新値足が増える毎に買い推奨は継続
2025年10月14日(火)WPIC・JM社・メタルズフォーカスなど需給予想を行う3社が3年連続の供給不足を予想
2025年10月6日(月)新値足が増える毎に買い継続も目先18600円でポジション調整
2025年9月29日(月)2008年の高値を更新した白金標準先物・・
2025年9月22日(月)新値足が増えれば買い推奨は継続
2025年9月16日(火)WPIC第2四半期PGM需給報告を受けて
2025年9月8日(月)新値足が増えれば買い推奨
2025年9月1日(月)9月10日のWPIC第2四半期PGM需給報告待ち
2025年8月25日(月)納会・発会を控えている為、29日月末買い推奨
2025年8月18日(月)供給不足の状況は変わらずも、レンジ内での値動きとなるだろう
2025年8月12日(火)月末買いから中国人民銀行の金準備高増加の流れで買い継続
2025年8月4日(月)価格と在庫の相関関係を受け再度5686円割れへ

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